バングラデシュと蚊
さて、ダッカの大ショッピング・モールである「ジャムナ・フューチャー・パーク」の話をする前に、ダッカの「蚊」について話をしておこうと思います。
バングラデシュの気候には、暑季(4月~5月)、雨季(6月~10月)、乾季(11月~3月)lの3つがあり、私の行った11月は雨もなく、暑くもなく、一番良い季節だったのですが、そのかわりに蚊が発生し始める季節でした。
そのため、空港に降り立った時から、さっそく蚊の攻撃に悩まされました。特に移動中のマイクロバスの中には、大量の蚊がいて、殺しても殺してもわいてくる蚊には、閉口しました。
JETRO現地駐在員の話によると、駐在員はほとんどがデング熱にかかった経験があるそうで、中にはマラリアやデング出血熱になり、タイのバンコクまで搬送された人もいる、などと涼しい顔で説明していました。
私は、バスの中で1日に20数匹の蚊を殺し、日本から持って行った虫よけスプレーを手、顔、首にしょっちゅうかけまくり、結局1回も刺されずに帰国することができました。
ショッピング・モールを訪問
さて、ジャムナ・フューチャー・パークの話に移ります。ここはつい最近完成したダッカ市内最大のショッピング・モールです。
現在のところ、全8階のうち1~2階と7~8階はある程度テナントが入り、埋まっていましたが、3~6階は、全て空のままという状態でした。
概観は、近代的な作りで、日本でもよく見かけるアメリカ風ショッピング・モールでしたが、人の出入りはまだまだ少なく、これから・・・・、という感じでした。
<ジャムナ・フューチャー・パーク2> 入り口でボディーチェックされるのですが、日本人(外国人?)はほとんどノーチェックでした。
<ジャムナ・フューチャー・パーク3> 時間が早かったので閑散としていますが、この30分後くらいには、もう少し人が出回っていました。
<ジャムナ・フューチャー・パーク6> ここに来る若者たちは、きっと中産階級以上の人たちなのでしょう。
<ジャムナ・フューチャー・パーク7> バングラデシュは基本的にイスラム教の国なのですが、大衆がこのような服を着る日が近いうちに来るのでしょうか?
<ジャムナ・フューチャー・パーク10> ファーストフードのようなお店がたくさん並んでいました。このあと30分もするとちらほらと人の数が増えていきました。
<ジャムナ・フューチャー・パーク11> 若者たちがアトラクションの猛牛に乗って楽しく遊んでいました。
このジャムナ・フューチャー・パークのショッピング・モールのお隣に遊園地ができていました。まだ建設途中ではありましたが、観覧車やジェットコースターなど、いくつかのおきまりのアトラクションもありました。
JETRO駐在員の方のお話によると、つい最近アトラクションで死亡事故があったそうです。それによると「中国製の乗り物をバングラデシュ人が管理している訳ですから、そのくらいは仕方ないのでしょうね」とのことでした・・・・・・・・笑ってはいけないですが、思わず笑ってしまいました。
(続 く)