日本大使館で交流パーティー
さて、ジャムナ・フューチャー・パークを発ったあと、またバスに1時間ほど揺られ、バングラデシュ日本大使館へと向かいました。
到着した時はすでに夜でしたが、高い塀により囲われた日本大使館は、ライフルを持った現地の警察官数名により警備されていました。中に入ると、緑豊かな広い庭の向こうに立派な建物が見えてきました。
バングラデシュ最後の夜は、この日本大使館レセプション・ルームにおいて、大使を交えて「ダッカ日本商工会」のメンバーの皆さん達と交流する機会が持てました。
広く豪華な部屋で、ゆったりとしながら、日本料理(と言ってもベンガル風ですが)とお酒をいただきながら、日系企業駐在員の方たちと交流を深めることができました。
<バングラデシュ日本大使館> 残念ながら、大使館内は撮影禁止のため、外観だけ撮影させていただきました。
大使館での交流パーティーを終え、ホテルへ帰ったのは夜10時過ぎ。長い3日目が終わりました。
~4日目~
スラム街を訪問
最終日4日目は、ホテルで朝8時から解団式があり、その後、ユーグレナという会社の現地社員の方からのプレゼンを受けました。
ユーグレナは、ミドリムシという名前の微生物を研究開発している日系企業で、ミドリムシを使ったクッキーをバングラデシュのスラムの学校の子供たちに無償提供しているそうです。
そんな縁で、最終日はユーグレナの現地社員の方のご案内で、ダッカのスラム内にある学校を訪問しました。
ホテルを出て市の中心街を抜け、スラムの方へ近づくにつれ、マイクロバスの車窓から見える景色が少しづつ変わっていきました。
<ダッカ市中心部の光景3> イギリスから流れて来た使い古しの2階建てバスがたくさん走っていました。
<バングラデシュ首相官邸の入口> ものすごく広くて豪華でした。
<車窓から見えた HOME LOAN の広告> 優遇された住宅ローンの金利が、12.99%ということでインフレの度合いが想像できます。
<スラムに近い場所3>
<スラム入口付近> スラムの入口に着くと、4~5名の現地ガードマンの人たちが待機してくれていて、そのガードマンの皆さんに守られながらスラム街の中を歩き、目的の学校へと向かいました。奥へ入っていくとどんどん道が狭くなっていき、道路も汚くなっていきました。スラム内の人々や家屋にカメラを向けるのは、さすがに憚られたので撮りませんでしたが、想像を絶する汚さと貧しさでした。
学校内では、沢山の写真と動画を撮ったのですが、それに関しては次回へ回すことにします。
(続 く)