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このブログの開始にあたって

みなさん、こんにちは!

私はこのブログのほかにすでに4つのブログを書いているので、これで5つ目のブログを書くことになります。

「なぜそんなにいくつもブログを書くの?」

そんな声が聞こえてきそうですが、単に「仕事のため」という答に留めておきます(笑)。

ちなみに4つのブログのうちの3つを下記にご紹介させていただきます。

① 翻訳関連情報 ・・・ 各メディアの最新情報に翻訳会社の社長がコメント。「翻訳」という仕事を様々な角度から考えていきます。

② JES社長の 翻訳業界「徒然草」 ・・・ 技術翻訳会社 ジェスコーポレーション 社長が語る ”情報随筆”

③ 技術翻訳プロフェッショナル講座 「翻訳の真髄」 ・・・ 丸山藤男が生前遺した著書の中から抜粋したものをこのブログに連載していきます。今も生き続ける「翻訳の真髄」がこの中には満載されています。

(このブログを書いた直後、②と③を掲載しているDTIブログから突然、2013年12月17日をもってブログサービスを停止する旨、連絡がありました。そのため②と③に関しては「ジェスコーポレーション社長ブログ」や「技術翻訳ステーション」や「翻訳会社ジェスコーポレーション」の各サイトへ分散して過去データを移行し、閉鎖しました)

残りのひとつは、個人的なことをテキトーに書いているブログで、最近ほとんどアップデートしていないので、ここでは割愛させていただきます。

それにしても上記①と②の中身を考えるだけでかなり苦労しているのに、それに加えてもう一つブログを始めようとしているなんて「信じられない」って感じです。でも仕事ですから(笑)。

さて、このブログは上記の3つとは異なり、特に「翻訳」というジャンルにこだわることなく、リラックスして思いつくままに「何か」を記載していくつもりです。

少しでもいいので、できるだけ毎日「何か」を記載していきたいと思います。

また、できれば1つの記事に1つ以上の写真や画像を挿入したいと思っています。

本日の写真は、昨年高島屋の写真館へ行って撮ってもらった1枚ですが、思いのほか使う機会が少なくもったいないのでここで使わせていただきます。

それでは、みなさん、今後ともよろしくお願いいたします

丸山均ブログ用スモール版

はじめまして!

つれづれなるまゝに、日暮らし、硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

~暇をもて余しているままに、一日中(筆を執って)硯に向かって、心に浮かんでくるとりとめのない事を、何となく書き綴ると、怪しく物狂おしい。~

ご存知『徒然草』は、鎌倉時代に吉田兼好の書いた随筆で、清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』と合わせて日本三大随筆の一つと評価されている(Wikipediaより)そうです。暇をもて余して書いたものが、日本史上に残る文学的名作になるわけですから、それだけでもすごいことですが、もちろん私は到底それにはおよばないので、自然体で語っていくつもりです。

ただし、文学的価値のない”随筆”はただの感想文であって、通常その中身に”情報”は何もないものです。したがって私もこれから、わざわざ時間を使って書く以上、多少なりとも、なんらかの”情報”を載せられるよう努力してみるつもりです。

私が1981年(昭和56年)4月に技術翻訳会社ジェスコーポレーションに入社してから、25年以上の月日が経過しました(入社にいたる経緯はJES Historyをご参照いただければ幸いです)。ジェスコーポレーションは、コンピュータ、通信、電子機器、電子回路、機械、基準・規格類等々分野の翻訳を専門とする「技術翻訳会社」です。取り扱っている言語は、英語、中国語を中心に、韓国語をはじめとするアジア言語およびスペイン語、ドイツ語、フランス語、ロシア語を中心とするヨーロッパ言語です。

まず最初に翻訳業界全体の概要から話そうと思います。もちろん私がこの業界のすべてを知っているわけではないので、限られた情報になるとは思いますが、なんらかの参考になれば幸いです。

なにはともあれ、今後ともよろしくお願いいたします。