2013年9月20日 日本経済新聞朝刊
韓国やタイ、日本などアジア各国で中国人観光客の誘致競争が激しくなっている。国連によると2012年に海外旅行した中国人は11年比2割増の8300万人、旅先での支出額は中国系クレジットカードの普及も後押しし4割増の10兆円を突破した。20年には2億人まで増えるとされ、官民挙げたマーケティング合戦に火花が散る。
(以上で記事終り)
中国の海外旅行客数は年間8,300万人、つまり日本の人口の3分の2もいるということですから本当に驚きです。人口13億を超える国ですから、全てにスケールが大きいですね。
中国人は外国へ移り住んでも「中華街」などの中国人コミュニティーを作り、地元社会に融合しながらもかたくなに中国文化を守り続けているという印象があります。
外国に住む中国人、つまり華僑と呼ばれる人達だけでも日本の人口に匹敵する1億2,000万人もいると何かで読んだことがあります。
年間8,300万人もの中国人観光客が世界を訪れて、さらに香港や台湾からの観光客もかなりいるでしょうから、今後は世界各地に中国語を話す人々がもっともっと増えていくことでしょう。
日本もその巨大な旅行客マーケットの受け入れに一生懸命のようですが、政治的な問題もあり、なかなか簡単にはいきそうにありません。
ところで、日本を訪れたことのある中国人観光客の感想文を読んでいたら、日本にかなりな好印象を持って帰って行った中国人も少なからずいるということがわかりました。下記のサイトです。興味のある方は読んでみてください。私は一気に最後まで読んでしまいました。↓
このような草の根での交流が日中両国間の無用な摩擦を減らす良いきっかけになっていってほしいと心から願っています。