2007.6.21 財務省
報 道 発 表
平成19年5月分貿易統計(速報)の概要
平成19年5月分については、輸出は自動車、鉄鋼等が増加し、対前年同月比15.1%の増加となった一方、輸入は非鉄金属鉱、通信機等が増加し、15.5%の増加となった。その結果、差引は9.3%の増加となった。
●総額
【輸 出】 金額 6兆5,651億円 (+15.1%) 42ヵ月連続の増加
【輸 入】 金額 6兆1,755億円 (+15.5%) 39ヵ月連続の増加
【差 引】 金額 3,895億円 (+9.3%) 7ヵ月連続の増加
(注)伸率及び増加・減少は全て対前年同月比による。
・・・・(記事の転載ここまで)
日本の輸出総額は、30年前と比べて3.77倍、20年前と比べて2.13倍、10年前に比べ1.68倍拡大しています。同じく輸入は3.50倍、3.12倍、1.77倍拡大しています。
年別輸出入総額表(財務省貿易統計)
暦 年 輸出(千円) 輸入(千円)
1976年 19,934,618,464 19,229,168,610
1986年 35,289,713,887 21,550,717,070
1996年 44,731,311,206 37,993,421,106
2006年 75,246,173,392 67,344,293,072
(このデータの詳細はこちら)
まさに「貿易立国日本」を表す数字が明確に示されています。「バブルが崩壊」しても、「失われた15年」があっても、「デフレ経済」があっても、日本の輸出入は着実に増え続けてきたわけです。
さらに今年(2007年)に入っても、大幅に増え続けています。このまま行けば、おそらく対前年度で10%以上の伸びをみせるでしょう。まさに「高度経済成長産業」です。全世界の企業を巻き込んだグローバリゼーションの波は、日本の貿易額を今後も確実に増やし続けていくでしょう。
日本全体の貿易額がこれだけの伸びを見せているわけですから、わが翻訳業界全体も同じ比率で拡大してきたずです。今後も貿易の発展とともに着実に伸び続けていくはずです。