各相場から見た景気見通し

本日(2010年10月28日)のニュースの中から「景気見通し」に関するニュースを検索してみました。3ヶ月から6ヶ月先の景気を占う上で重要な指標となる各国の株式相場や為替相場を中心に見てみます。

2010年10月28日 47NEWS

東証株価終値は反落21円安 米景気減速懸念で
28日の東京株式市場は、米国の追加金融緩和が小規模にとどまるとの観測から米景気の減速懸念が強まり、日経平均株価(225種)終値が反落した。
⇒ 少し弱気見通し

2010年10月28日 47NEWS

東京円続落、81円台後半 米景気先行き懸念和らぐ
27日の東京外国為替市場の円相場は続落し、1ドル=81円台後半で推移した。これまでの円高基調で戦後最高値の1ドル=79円75銭に迫っていたが、一服した形だ。(中略)米国の景気先行き懸念がやや和らぎ、追加金融緩和の規模が想定より小さくなるとの観測から、いったん円を売ってドルを買い戻す動きが優勢となった。オーストラリアの利上げ観測後退で豪ドルに対して米ドルが急速に買われたことも、対円でドルが買われる材料となった。
⇒ 少し強気見通し

2010年10月28日 ウォールストリートジャーナル

【米国株市況】ダウ反落、エネルギー銘柄が安い
27日の米国株式市場のダウ工業株30種平均とS&P500種指数は反落。米連邦準備制度理事会(FRB)による追加金融緩和への期待感に変化がみられたほか、企業の好決算が織り込み済みとなり、売りが優勢になった。ダウ平均は一時150ドル近く下げたものの、その後は切り返して日中高値近辺で取引を終えた。FRBは金融危機の際に2兆ドル近くの米国債を買い入れたが、来月発表される景気対策の買い入れ規模は数カ月にわたり数千億ドル相当を買い入れるものになる、との見方が市場に広がった。
⇒ 少し弱気見通し

2010年10月28日 ロイター

欧州株式市場=続落し2週間ぶり安値で引け、米追加緩和の規模巡り不透明感
27日の欧州株式市場は続落し、2週間ぶり安値で引けた。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で連邦準備理事会(FRB)が打ち出すとみられる量的緩和第2弾の規模をめぐり不透明感が出ていることや、さえない米耐久財受注を背景に、投資家の間に慎重姿勢が広がった。
⇒ 少し弱気見通し

2010年10月28日 日本経済新聞

韓国、景気回復に陰り ウォン安でも輸出低迷
韓国の景気回復に陰りが見えてきた。韓国銀行(中央銀行)が27日発表した7~9月期の国内総生産(GDP)は実質で前期比0.7%増にとどまり、4~6月期の同1.4%増に比べ伸び率は半減。最大のけん引役である輸出がウォン安の傾向にもかかわらず伸び悩んだ。今後はウォン高の兆しもあり、輸出への逆風が強まりそうだ。国内では不動産市場の低迷が不安要素となってきた。
⇒ 少し弱気見通し

2010年10月28日 ロイター

10年の中国貿易黒字は1800億ドルの見通し=商務相
中国の陳徳銘商務相は、2010年の貿易黒字が09年の1960億ドルを下回る1800億ドルに達するとの見通しを示した。4月時点の政府予測の1000億ドルから大幅に上方修正した。
⇒ かなり強気見通し

2010年10月28日 財経新聞

翻訳センターは2Q業績を上方修正、利益で米国子会社の貢献が大
翻訳センター <2483> は取引終了後、11年3月期第2四半期連結業績について、5月14日公表の予想を上方修正し、売上高2,196百万円(前回予想比4.6%増)、営業利益106百万円(同76.7%増)、経常利益96百万円(同61.5%増)、純利益57百万円(同65.2%増)とした。なお、11年3月期通期連結業績予想は、前回公表予想を据え置いた。
⇒ かなり強気見通し

上記のように見方は分かれていますが、翻訳業界に一番大きな影響を与える世界景気の動向は、「大きな経済スキャンダル」、「大規模テロ」、「天変地異」、「パンデミック」、「戦争」等々・・・・さえなければ、そろそろ景気拡大の時期にさしかかっていると考えても良いのではないでしょうか。

とは言っても「大きな経済スキャンダル」も「大規模テロ」も「天変地異」も「パンデミック」も「戦争」も、いつ起こっても不思議ではない世相ではありますが・・・。