2007.3.7 ITmedia News
2010年には、世界で9880億Gバイトのデジタル情報が作られる――調査会社の米IDCが、電子メールや文書、写真や動画などのデジタル情報量の規模について、米EMCの後援で行った調査予測を発表した。
これによると、2006年に作成もしくは複製されたデジタル情報量は161エクサバイト(1610億Gバイト)に上った。この量は、これまでに書かれた書籍の情報量合計の約300万倍に当たるという。デジタル情報量は今後も増加を続け、2010年には2006年の約6倍の988エクサバイト(9880億Gバイト)に達するという。
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人類が今までに産み出してきた書籍の情報量の300万倍が、去年のたった一年間で産み出され、そして瞬時に世界中を飛び交ったわけです。人類が産み出した最初の情報革命が「文字の発明」で、第2番目が「印刷機の発明」、第3番目が「ラジオ・テレビ等のマスメディアの発明」だとすると、「インターネットの発明」が人類にとって第4番目の情報革命となるわけです。そして人類が産み出す情報革命の度に、「翻訳」の重要性が高まってきました。これからますます翻訳の重要性は高まることはあれ、低くなることはありえないでしょう。