2011.07.11号 日経ビジネス
エイチ・アイ・エスの2011年10月期第2四半期決算で、上半期として初の営業黒字達成が発表されたハウステンボス(長崎県佐世保市)。澤田秀雄社長が次に狙うのが、「英語村」構想だ。園内に英語を公用語とするエリアを設置。訪日客はもちろん、英語を習得したい日本人の集客を図る。
(中 略)
開園以来続いた赤字経営から抜け出しつつある大型テーマパーク。「英語需要」の取り込みでさらなる事業拡大といくかどうか。
(以上で記事終わり)
・・・・(記事の転載ここまで)
Wikipediaで調べたところ、エイチアイエスがハウステンボスへの再生支援を表明」したのが、2010年1月とのことでした。したがって、開業以来18年ものあいだ赤字続きだった「問題児」を、1年も経たないうちに黒字化させたとは「お見事!」と言うほかありません。
それにしても「英語村」構想はなかなかユニークだと思いますが、今までこのようなテーマパークがなかったこと自体、不思議な気もします。
この発想は「当たり」になり、全国各地の人が集まる場所に「英語村」「中国語村」「韓国語村」のような、本当の意味でのエキゾチックな場所が広まっていくような気がします。