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ベトナム語豆知識


ベトナム社会主義共和国の公用語。

世界には3,000から8,000の言語がありますが、発音についてはベトナム語が最も難しい言語だと言われています。ベトナム語は中国語の強い影響を受けているため、中国語と同じく声調言語(声の高低のパターンによって意味が違ってくる言語)のひとつです。

中国語の場合は、四声と呼ばれる4つの声調がありますが、ベトナム語の場合は6 種あり、各音節は必ずいずれかの声調を持ちます(南部方言では5 声調)。母音の数は12あり、子音の数は非常に多く、かつ末子音のp、t、c、ch は口の構えだけで音は出しません。アルファベットにアクセント符号を併用することにより、ベトナム語の6声調を表記し分けています。

また、英語と似た文構造S(主語) +V(動詞) + O(目的語・補語)を持ち、語形変化がないため、文法も比較的平易であると言えます。加えて、漢字を当てはめることができる漢越語がたくさんあるので、日本人にとっては文法や語彙という点に関しては、親しみやすい言語であると言えるでしょう。

ちなみに、日本語では外国語を漢字一文字で表す時がありますが(例:スペイン語→西、オランダ語→蘭)、ベトナムを漢字で書けば「越南」となるため、ベトナム語を漢字一文字で表す場合は「越」となります。


< ベトナム語の文字サンプル >


私はベトナム語をうまく話せません。

私は日本大使館へ連絡をとりたいです。




 

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 コーヒーブレイク     


JETRO ベトナムITミッションに参加して



2005年9月に1週間かけてホーチミン市とハノイ市を訪問し、多数のIT関連企業の人たちと話をする機会を持ちました。ベトナムは国民の半数が25歳以下という若い国なので、国全体に活気と熱気を感じました。ちなみにWorld Fact Book 2005によると、ベトナムの中間年齢は25.51歳で、中国は32.26歳、日本は42.64歳とのことです。

国民性は真面目、勤勉、正直、シャイで手先が器用で目が良く(確かにメガネをしている人は少なかったでした)、性格的に日本人に近いので扱いやすいとの声(在ベトナム邦人)もありました。

国際数学オリンピックではこの数年間ベトナムは4位(アメリカ、ロシア、中国が1~3位、日本は10位)の座を占めているそうです。基本的に頭がよく理数系の仕事に向いていると思うとのことです(JETROハノイ所長の話)。

IT技術者はほとんど英語をしゃべれると聞いていたのですが、実際にはそう多くないという感じでした。ちなみにTOEICの点数は日本より下で、世界最低とのことです(JETROホーチミン所長の話)。

人口8,300万人の国でITソフトウエア技術者の数が12,000人から20,000人と言われているため、技術者の絶対数があまりにも足りません。そのうえ日本語を理解できる技術者はほんの少数のため、あっという間にキャパシティが満杯になってしまいます。日本メーカーがベトナムに工場を持つと、習熟に時間のかかるIT技術者よりも、手っ取り早く稼げる工場労働者のほうへ日本語の話せる人材が流れて行ってしまう、という心配もあります。

ベトナム政府も今後日本語のできるIT術者の養成に力を入れていく方針ですが、民間企業(ホーチミンにある日本とベトナムの合弁企業)で日本語のわかるIT技術者を独自に育てている会社もあります。日本語のわかるIT技術者を年間50人から100人輩出していく予定で、2005年の時点で、既に第1期生がスタートしています。

日本企業にとっては、工場移転やソフトウェアのオフショア開発の案件のみならず、今後急速に発展していくベトナム経済そのものから目が離せません。 (丸山 均)

<バスの窓から撮った、ホーチミン市内の道路>
ラッシュ時になるとこの何倍ものバイクが道を埋め尽くし、
大変な量の排気ガスで、息ができなくなるほどでした。