JES History
2006年2月から4月にかけblogで連載したJES Historyの保存版です。 |
第26回 | オイル・ショック |
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2006年2月から4月にかけblogで連載したJES Historyの保存版です。 |
第26回 | オイル・ショック |
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<2006/4/5> | |
ニクソン・ショックから2年後、今度はオイル・ショック(※注)が起こりました。 石油価格の突然の暴騰は日本中にパニックのような経済混乱を招き、多数の中小企業が倒産しました。 これにより多くの大企業が人員削減を断行したのですが、同時に生産性の減少を補うため積極的なコンピュータ投資も始めました。 皮肉なことに、それによりコンピュータメーカーやソフトウエア会社の急成長が始まるのです。 結局その流れに乗って、ジェスコーポレーションの翻訳受注量も増えることはあれ、減ることはなく、父が「技術翻訳は本当に不況に強い業種だ」と感心していたのを覚えています。 (※注)オイル・ショック 1973(昭和48)年10月、第4次中東戦争をきっかけに石油危機が世界を襲った。石油価格が2ヶ月で約4倍に値上がりし、わが国の経済も大きな影響を受け、「狂乱物価」と「マイナス成長」を経験する。トイレットペーパー買いだめ騒動や、ガソリンスタンドの休日休業、新聞の減頁などが起きた。また、1979(昭和54)年には第2次石油危機が訪れた。 |
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